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レジオネラに関してのニュースです。
温泉施設利用客からレジオネラ菌検出 男性1人死亡 埼玉・北本市
埼玉・北本市の温泉施設で、利用客からレジオネラ菌が検出され、男性客1人が死亡した。
埼玉県によると、5月18日から21日にかけ、北本市の温泉施設「湯楽の里(ゆらのさと)北本店」を利用した男性客3人が、発熱や呼吸困難などの症状を訴えたという。
このうち、66歳の男性客が死亡し、残る2人は、回復に向かっているという。
死亡した男性からレジオネラ菌が検出され、保健所が、施設の浴槽の水を調べたところ、基準を上回るレジオネラ菌が検出された。
埼玉県は、温泉施設が感染源だと特定し、14日、施設に営業停止命令を行った。
運営会社は、「このような事態となったことを重く受け止め、原因究明と再発防止に努めてまいります」とコメントしている。
情報源:FNNニュース
静岡県掛川市、市営温泉施設からレジオネラ菌検出、営業を休止中
掛川市は3日、市営温泉施設「大東温泉シートピア」(同市国安)で、浴槽などから病原菌のレジオネラ菌が検出されたと発表した。
体調不良を訴えるケースは報告されていないが、市は同日午後3時から当分の間、施設の営業休止を決めた。
市商工観光課によると、6月19日採取の水質検査の結果、最高値2万2000個(100ミリリットル当たり)の菌が見つかった。法令による許容基準値は10個未満。採取日以降の利用者数は約8700人という。感染すると肺炎などを発症することがあり、市はホームページなどで利用者に注意を呼びかけている。
情報源:毎日新聞ネット版 2013年07月04日 地方版
神奈川県川崎市の運動施設ジャグジーから基準値の11倍のレジオネラ属菌
神奈川県川崎市多摩区は10日、市多摩スポーツセンター(同区菅北浦)のジャグジーから、基準値の11倍のレジオネラ属菌が検出されたと発表した。
洗浄や消毒を行い、再検査結果が判明するまで使用を中止する。 指定管理者の多摩オールフラッツによると、4月11日に採水して検査した結果、基準値を上回るレジオネラ属菌が確認された。
これまで体調不良を訴える利用者はいないという。 ジャグジーは体を暖めるための設備で、センター内の温水プールは通常通り営業する。
情報源:神奈川新聞 ネットニュース カナロコ 5月11日(土)22時30分配信 より
群馬県の温泉旅館でレジオネラ感染
「群馬県の温泉旅館でレジオネラ属菌に感染した男性が死亡」 群馬県は25日、同県みなかみ町の温泉旅館「別邸やえ野」に宿泊した大阪府交野市の60代男性が、浴槽でレジオネラ属菌に感染したと発表した。
浴槽水から県条例で定めた基準の1,800倍に上る菌を検出したという。
県によると、男性は10月18日宿泊後、発熱やせきなどの症状が出てレジオネラ肺炎と診断され、11月6日に死亡した。
男性の菌と浴槽水の菌の遺伝子型が一致し、県は温泉水のろ過器などの衛生管理が不適切だったとして、旅館を25日から4日間営業停止処分にした。
(毎日新聞 2011年2月25日より)
NPO入浴施設衛生管理推進協議会「レジオネラ感染症発症速報」より
◇群馬県のスーパー銭湯利用者のレジオネラ障害で、裁判所が賠償金支払い命令 前橋市のスーパー銭湯「華の湯」前橋店(09年5月閉鎖)の浴槽水を吸い込んでレジオネラ症に感染し、呼吸機能障害が残ったとして前橋市内の男性(68)が、銭湯運営会社「中道不動産」(大阪市都島区)に約5518万円の損害賠償を求めた訴訟で、前橋地裁は11月16日、同社に約3493万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
判決によると、男性は08年2月、同銭湯を利用して重症のレジオネラ肺炎を発症。その後、肺気腫などと診断されて呼吸器障害が残り、身体障害者1級の認定を受けた。同銭湯の循環式浴槽では県条例に違反し、ろ過機に湯が入る前に塩素消毒や毛髪除去をしておらず、安全確保義務に違反していたと認定された。
(毎日新聞 2011年11月18日より)
NPO入浴施設衛生管理推進協議会「レジオネラ感染症発症速報」より